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創業物語 | 6章
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6章:「質への転換」店舗統廃合、そしてネットを主戦場へ


国内最大級の 「保険情報メディアサイト」 2013年12月当時
「もう一度、自分が創りたかった会社に創りなおす」

そう決意した濱田は、店舗の統廃合を決断する。
「質への転換」を経営方針に掲げ、旗艦店へ人材と情報の集約化を進めた。

同時に、濱田にはもう一つの大きな戦略があった。

Webプロモーションの強化である。

当社は1998年から保険比較サイトのサービスを開始、2003年1月に国内最大級の保険比較サイト「保険市場」を開設していた。

世の中では2000年を境にIT革命が巻き起こり、急速にIT・ブロードバンド化が進行。
金融においても銀行・証券業界に「ネットバンク」や「ネット証券」が台頭し、インターネットは「モノを買う時」や「何かを調べる時」の標準装備となりつつあった。

保険業界においても、その変化は少しずつではあるが、明らかだった。

2006年から、保険の資料請求者に占めるWeb媒体経由の資料請求者の割合が急増し、2007年にはアナログ(チラシ)媒体の割合を逆転する。

その波に先んじるように、濱田はWebサイトの一層の充実・強化を始めていた。
自社サイトの独自開発体制&スピーディーな修正、変更体制の確立。
徹底した「お客様目線」を貫き、「最適・快適」に保険商品を比較してもらうため、日々「仮説」と「検証」を繰り返す毎日。濱田自らがWebプロモーションの舵を取るほど、そのマーケティング戦略に注力。現在では、1ヶ月に約190万人が訪れる「保険情報メディアサイト」へと成長を遂げた。

販売拠点に関しては、量ではなく質を追求し、拠点数はピーク時の15分の1程度になったものの圧倒的なコンサルティングサービスを人材面でも、環境面でも提供できるようになった。

「質への転換」の名の下に、濱田が確立したビジネスモデルが「ネット」と「対面」の相乗効果を最大限に発揮する「Web to Call to Real」だった。